いつでも本気で徐行運転。
雨で外に出れなくてご機嫌斜めな昼休み。
梅雨時の湿気で髪が鬱陶しいといったら、クラスの女子がピンを貸してくれて、平然とそれを使っちゃうイケ面池沢。
でも綺麗に留めきれてない。おっきな手で適当にピンを指すのを、女子が真っ赤になって見ていて、放課後皆でキャーキャー言われちゃったりする。
梅雨時の湿気で髪が鬱陶しいといったら、クラスの女子がピンを貸してくれて、平然とそれを使っちゃうイケ面池沢。
でも綺麗に留めきれてない。おっきな手で適当にピンを指すのを、女子が真っ赤になって見ていて、放課後皆でキャーキャー言われちゃったりする。
しかも、帰りにはちゃんと借りたピンを微笑つきで「ありがと」とか言いながら返すイケ沢。女子大喜び。
ピン留めを貸す順番がクラス女子内で決まっている。なにせ貸してもらえるならと、お花のピン留めでも平然と使ってくれる(妹がいるので抵抗感が薄くなってる)ので、女子楽しくて仕方なし。
そして、そんな楽しそうな女子達を羨ましげに眺める、草食系地味男子・小磯健二・・・同級生設定か。
「良いなぁ。僕も池沢君にピン貸してあげたい・・・」
「どっから突っ込んだら良いのかわからんが、ガンバレ?」
最早付ける薬なし、と遠い眼をする佐久間。
「僕に有るのは、プリント留めてるゼムクリップだけだよ・・・」
「留まるなら良いよ。ソレ貸して」
「え?!」
健二の背後から、ひょいとクリップを奪って行く池沢。
「え、え、えぇぇぇ?!」
「あらまー」
ちらりと流し眼をよこし、ふと口角を上げてそのまま去って行く池沢を茫然と見送る健二。佐久間は横で思案顔をしつつニヤリと人の悪い笑みを浮かべる。
そしてその日の帰り、何故か池沢と相合傘で帰る破目になる健二だった。
・・・・なーんて。
嗚呼、そんなカズケンが読みたい・・・。
とか言ってますが、夏コミ向け新刊はそんな話じゃありません(苦笑)
暫くは原稿に集中するので、潜ります。ぶくぶく。
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梦月晶
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ついったもぴくしぶもしない無精者。
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